ミドルエイジについて

ミドルエイジと言われる世代

最近は中年と言わずにミドルエイジという言葉をよく使いますが、具体的には40歳前後をミドルエイジといいます。
このくらいの年齢になると人生の折り返し地点とも言えますが、若い頃のようにただ夢や希望だけをもって生きてきた日々とはお別れする傾向となり、人生の後半をいかに生きていくのか、自分は何を目標に後半を過ごすのかなどを考えていくべき時期に入るのです。

また、この年齢になると会社においても残り時間は僅かになってきます。
20代で就職して60歳が定年ならば40歳はそのちょうど真ん中になります。
中間地点という考え方になるのですが、若い頃とは違って役職等についている人も多くなるのがこの世代ですから、残り時間はそこまでたくさんあるわけでもありません。

意識しすぎに要注意

しかしながら、最近はこの年代になって変に悩みすぎて体に不調をきたしてしまう人も周囲にはいます。
それはそれでやはり考えものです。
そもそもミドルエイジとも言われるようになれば、体は若い頃と全く同じようにはいきません。

昔は平気で徹夜できたような人であっても、ミドルエイジとも言われるようになればそうもいかないはずです。
そのため、この年代になってから無理をするのは避けておきたいものです。
仕事でも責任がある立場になってストレスも何かと多くなりますし、家庭においても様々な問題が湧き上がる時期です。
お子さんがいればお子さんもある程度の年齢になっていることが多く、それゆえに悩みも噴出してくるものです。

だからこそ、ミドルエイジになったということであまりに考えすぎるのはやめておきたいものです。
必要な悩みならばそれはおおいに悩むべきかもしれませんが、ミドルエイジだから今後のことを考えようと無理に悩みなどを作ってしまうのは少々考えものです。
体が今までとは違うということを知った上で、むしろ心身ともに休ませてあげることを考えていきましょう。

次の目標設定

また、もうひとつ気をつけたいのは目標設定です。
この時期になってくると人生の折り返しということで、何を励みに頑張ればいいのかがわからなくなってしまう人もいます。
マイホーム購入を夢にしていた人であればそれを目標にしていくことができますが、ミドルエイジともなればたいていのことは終わっていて、目標が見つけにくいものです。

だからこそ、そこには頭を使ってもいいのかもしれません。
新しい趣味を見つけたりと無理くりでもいいので何か動き出してみましょう。
そうすることによって今後の人生の楽しさもそれなりに変わってくるものです。

ミドルエイジだからと言って考えすぎないことが大事になるのですが、何も考えないのも考えものですから、適切なレベルで悩んでおきましょう。